2006年から販売されている井関食品の「熱中飴(あめ)」。スーパーなどで購入できる 今夏も猛暑が予想される中、大阪府豊中市の井関食品では熱中症予防に役立ててもらおうと開発した「熱中飴(あめ)」の製造がピークを迎えている。 0.3グラムの塩やクエン酸を1粒に練り込んでいる。2006年発売と近年の塩あめブームの先駆け的存在で、暑かった昨夏は品切れが相次いだ。 原料を銅釜に入れて直火で炊きあげる昔ながらの製法。井関優社長は「効率は悪いですが、こだわっています」。1粒にかける思いも熱い。